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馬淵崇英監督が「ミズノ・スポーツメントール賞ゴールド」を受賞

2025.04.25

馬淵崇英監督が、2024年度ミズノスポーツメントール賞ゴールドを受賞しました。
この賞は、ミズノスポーツ振興財団が、日本スポーツ協会、日本オリンピック委員会
と共催で、1990年度から制定しているもので、今回35回目となります。  
我が国の競技スポーツおよび地域スポーツにおいて選手の強化・育成ならびに
地域スポーツの普及・振興に貢献した指導者を顕彰するとともに、優秀な指導者の
育成を目的に制定されました。
馬淵崇英氏は飛込の日本代表コーチとして、1989年から五輪・世界選手権など
数々の大会に帯同・指導し、特に玉井陸斗選手においては小学5年から現在まで指導し、
才能を開花させてきました。

また寺内健氏を約30年間指導し、オリンピック6大会出場(1996、2000、2004、2008、2016、2020)に導きました。

【指導した主な選手】
玉井 陸斗 
  2024年オリンピック競技大会(パリ)2位
  2022年世界選手権水泳競技競技大会(ハンガリー)2位 
板橋 美波/荒井 祭里 
  2021年オリンピック競技大会(東京)6位 
板橋 美波 
  2016年オリンピック競技大会(リオ)8位
寺内 健
  2001年世界選手権水泳競技大会(福岡)3位
  2000年オリンピック競技大会(シドニー)/五輪6大会出場5位
(玉井陸斗選手および板橋美波選手は現在、滋賀・立命館ダイビングクラブ所属)
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授賞式は4月22日(火)にグランドプリンスホテル新高輪で開催されました。


寺内健氏と
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<受賞のことば> 

この度、スポーツ指導界のアカデミー賞のような栄誉ある賞をいただけたこと、大変光栄でございます。
今から36年前の1989年、中国から来日し、私の飛込指導人生が始まりました。
当時、日本はまだ飛込競技でオリンピックのメダルがないことを知り、そこからメダルを目指す無我夢中の日々でした。

先代の馬淵かの子さんが「メダルなしには死なれへん」とよく話していたのを今でも覚えています。
その一言が深く心に刻まれ、パリオリンピックでようやく日本人初のメダルを獲得できたと思っています。

我が飛込チームは初心者から社会人まで、幅広い世代が共に練習をしており、オリンピックメダルを
獲得するまで一貫したチーム強化システムを構築し、家族のようなワンチームを作り上げたことが
今回の成績に繋がったと考えています。

チーム全体の指揮を執ることが自分の使命と考え、絶えずオリンピック選手を発掘、強化し、
オリンピックの舞台に選手を送り続け、メダル獲得への挑戦を続けてきました。
100年越えのオリンピックメダルの夢を、パリ五輪で実現できました。
飛込指導一筋、飛込界の夢を追い続けてきた私に今日に至るまで多大なるご支援をいただいたJOC、
水泳連盟、所属の関係者、選手たちに深く深く感謝申し上げます。

 今後ともさらに指導に熱を入れ、スポーツ界の発展に情熱を注ぎたいと思っております。
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